OpenAIは、ChatGPTの週間アクティブユーザー数が2億人に達したと発表しました。これは、昨年11月に発表された1億人から倍増したことになります。また、同社の担当者は、7月にGPT-4o miniがリリースされて以来、APIの使用量も倍増したとEngadgetに語っています。
ユーザー数の増加は、OpenAIが今年達成した大きな成長の一つに過ぎません。サム・アルトマンCEOは、今年の夏に従業員に対し、年間収益予測(月間収益を年間ベースに換算したもの)が、2023年末の16億ドルから34億ドルに達したと伝えたとされています。
また、本日のユーザー数発表とは別に、ウォール・ストリート・ジャーナルは、Apple、Nvidia、MicrosoftがOpenAIへの新たな資金調達ラウンドへの投資を検討していると報じました。この報道では、資金調達ラウンドの詳細については触れられていませんでしたが、OpenAIの企業価値が1,000億ドルを超える可能性があることが示唆されました。
Microsoftは2019年以降、OpenAIに130億ドルを投資しており、AppleはChatGPTが今後展開するApple Intelligenceの重要な部分を占めることを明らかにしています。一方で、MicrosoftとAppleは、欧州委員会が独占禁止法上の懸念を示したことを受け、今年の夏にOpenAIの取締役会から離脱しました。